2011年6月3日金曜日

ヘッドライト

 今日はお馴染みのメルセデスベンツW126、500SEが入庫。

今回のご指摘箇所は、


ヘッドライトの中が水浸し。

水をかけてみると、どんどん浸水。

ヘッドライトのハウジングに破損など無いことや、

ヘッドライトレンズとハウジングの間に水をかけると、

特に浸水することから、ヘッドライトレンズパッキンの劣化によるものと判断。

レンズを外して、パッキンを交換。


その際は、レンズもゴシゴシ綺麗に洗って。

(まるで食器を洗うかのようでした)


完成です。写真が分かりづらくスミマセン。

この頃のヘッドライトレンズはガラス製。最近の車のヘッドライトレンズは、

ポリカーボネート製。

ガラスは割れてしまわない限り、かなりの長い期間、

洗ったりしながら綺麗に使えます。

(この車は1991年式ですから、ちょうど20年ですね)

ポリカーボネートは10~15年も経ちますと、白く曇ってしまう上に、

洗っても、磨いても綺麗にはなりません。

それぞれの素材の善し悪しがありますが、

昔の車のほうがエコなのかもしれませんね。


by K